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「幸せ」を考える①

〜 とある医師のつぶやき 〜

・「幸せ」は「単純」(「簡単」とは言ってない)

「幸せに暮らす」─ もちろん今そうしている、という方もいらっしゃるでしょう。
でも、どこか夢物語の様に感じている方や、複雑な課題を乗り越えた人だけが手に入れる特権のようなもの、と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

仕事柄、人の心について様々な勉強をさせて頂いていますが、人の幸せというのは、実はかなり「単純」に出来ています。

好きなものを食べたから、会いたい人に会えたから、何だか天気が良かったから、ホッコリする動画を見たから…
様々な理由で、人は幸せを感じることが出来るのです。
人それぞれ理由は違って、他人から見たら「え?そんなことで?」と思うようなことで幸せを感じることもあるでしょう。

つまり「幸せ」というのは、「何か複雑でつかみどころのないもの、限られた人しか手に入れられないもの」ではなく、「誰でも手に入れられる可能性のある、『単純』なもの」なのです。
ただ、「じゃあ、それは『簡単』に手に入るのか?」というと、必ずしもそうではない部分もあるから、人類が全員幸せとはなっていないのも事実です。

「単純」なはずなのに、何故「簡単」ではないのか?

それには、「幸せの正体」が深く関わっていました。

次回は、その「幸せの正体」に迫ります。