Sachi al Kurasi
サチアルクラシとは
人は誰でもみんな、幸せを願って日々暮らしているはずです。
でも世間を見渡して見ると、「自分を幸せだと思っている人」が必ずしも多い訳ではないことに気づきます。
自分の日常がつらいと感じて心をすり減らしてしまったり、憤りを感じたり、あるいはそのはけ口に誰かを傷つけてしまったり…。
本屋さんには「幸せになるための本」がたくさん並び、時にはベストセラーになったりもします。
同様の問題は、時代を超え、洋の東西を超え、普遍的に見られます。
幸せになるというのは、そんなに難しいことなのでしょうか?
この疑問の答えは至ってシンプル。
「自分たちに与えられている『幸』に気づけば良い」のです。
自分の命、身体、そして心など、全て自分に与えられた幸に他なりません。
そして、その自分を支えてくれる家族や友達、さらには自分の命を支えている食べ物…「海の『幸』、山の『幸』」。
一度立ち止まって、ゆっくり深呼吸をしながら見渡してみれば、なんと多くの幸に囲まれていることでしょう。
そこに気づくことが、幸せに生きるための第一歩です。
特に「食べる」ことは、そのまま「生きる」ことにつながる行為です。
生物として生きるために不可欠である、というだけではありません。
大好きなものを食べた時には幸せを感じますし、食べるものや食べ方で身体が健康にも不健康にもなります。
さらに、自分の目標のために食事を調整する時、それは「食事で未来をつくる」ということですらあります。
「食べる」ことは、今を変え、未来をも変える、それだけの力があるのです。
また目の前の食事がどの様にして作られたものかを考えることは、自分以外の命や生活について考えることにもつながります。
食事に向き合い、考えるということは、単にメニューを考えるということ以上のとても重要な意味があり、そしてそれはそのまま自分が幸せに生きる力になるのです。
では、どんな食事が自分の力になり、幸せにつながっているのでしょうか?
シンプルに言えば、「自分に合った食材を、自分に合った食べ方で食べる」ことです。
でも、どんな食材や食べ方が自分に合っているのか、それは自分の体と心、そして季節や天候まで、様々なものに訊いてみないとわかりません。
私たちは、まず自分の体に向き合い、食事に向き合うことから始めて、もっと元気に、もっと楽しく、「幸ある暮らし」を送るための応援をさせて頂きたいと考えています。
自然の恵みと、ほんの少しの気づきによって笑顔を増やすこと。
それが私たちの“心”条です。